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森との共存

日本の森林率は約67%で、先進国の中ではフィンランドに次いで第2位の森林大国といえます。しかしながら木材自給率は約40%と世界と比較すると決して高いとは言えず、自国の資源を十分に活用できている状況ではありません。

国産材の活用が進まない背景には、外国産材の加工のしやすさや価格競争などがありますが、日本の森が多樹種・少量の木々で構成されていることも関係しています。

人工林以外の森では同じ種類がまとまって生えていることは少なく、出材される樹木は種類も特徴も多様なため、同じ種類で一定以上の径の国産材を数多く仕入れることは難しいです。

このような状況の中でカリモク家具では、一般的に家具作りに不向きとされる「小径木」など、家具づくりに活用し、多種多様な木材から家具をつくることで森との共存に努め、日本の林業の発展に貢献できるよう活動しています。

Photo by Kengaku Tomooki
特別企画

日本の木とKチェア

2024年は国産の木材を使用した限定Kチェア「日本の木とKチェア」をご提案いたします。

第二弾は、「楡、欅、楓、栗」の4樹種。
樹種に加え、コーディネートにあわせて張地もお選びいただける期間限定の企画です。
それぞれの樹種の個性的な表情をぜひ店頭でお確かめください。

日本の木とKチェア - 第二弾

第二弾 「楡(ニレ)」「欅(ケヤキ)」「楓(カエデ)」「栗(クリ)」終了しました

販売期間
2024年5月25日(土)〜12月22日(日)
開催店舗
カリモク60取扱店舗全店
楡(ニレ)の特徴:
原材料の主な産地は北海道産・岐阜県産のものを使用。幹にコブがあると美しい杢が現れる場合があり、その場合は特に装飾的価値が高くなります。また、手触りが良く、曲げ加工がしやすいため楽器の材料としても使われ、和太鼓・ギター・オカリナに使われることもあります。
欅(ケヤキ)の特徴:
原材料の主な産地は岐阜県産・岡山県産のものを使用。日本を代表する巨木で、強度と耐久性に優れており、耐用年数が数百年ともいわれているため、歴史ある神社や仏閣などにも多く使用されています。大径になった欅にはコブがあったりするため、木材の中の繊維の配列が不規則になり、いろいろな形の「木目」になり、その化粧的な木目は価値が高く高価になります。お盆やお椀などにも使われており、日本人の暮らしになじみ深い木材です。
楓(カエデ)の特徴:
原材料の主な産地は北海道産・岐阜県産のものを使用。爽やかな明るい色調で手触りも良いです。材料としては粘り強く、曲木にも適しているのでヴァイオリン・ハーモニカなど楽器の材料としても使われています。
栗(クリ)の特徴:
原材料の主な産地は岐阜県産・長野県産のものを使用。年輪がはっきりとしていて導管は日本の広葉樹の中ではもっとも大きい部類に入ります。また、重厚で強く、耐湿性に優れ、耐久性が高いため、建材用の土台や、漆器生地、彫刻材としても使われています。

組み合わせイメージ

  • 楡(ニレ)×モケットグリーン
  • 欅(ケヤキ)×スタンダードアイボリー
  • 楓(カエデ)×サンフラワー
  • 栗(クリ)×タープブルー
日本の木とKチェア - 第一弾

第一弾 「栓(セン)」終了しました

販売期間
2024年3月9日(土)〜3月31日(日)
開催店舗
カリモク60取扱店舗全店
栓(セン)の特徴:
材面のやわらかい雰囲気と美しい杢目が特長。色合いは白木で清々しく爽やかな印象です。材質は軽軟で加工がしやすいという特徴があり、加工後も木肌はなめらかで心地良い感触です。

※天然木の木目や木肌の色をそのまま生かしているので、製品ごとに個体差が生じます。
ご検討の際は、カリモク60取扱店にて板サンプルおよび現物をご確認いただくことをおすすめします。