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わたしの空間のカリモク

平松素代 主婦(愛知県在住)

時とともに味わいが増す家

夫、三人の娘と暮らす30代の平松素代さん。両親が建てた築約40年の家を譲り受け、リノベーションした家は、まるでレトロな洋館のよう。木の味わいにカリモク60のグリーンが映えるリビングは、いつも子どもたちの声にあふれている。

パソコンテーブルには同じくモケットグリーンの「カフェチェア」と「オットマン」を合わせて。
ミモザを使ったヘリンボーン張りの床。濃淡がアクセントになっているうえ、傷も目立ちにくい。
みんなが座る場所だから、経年変化が味になるものを選びました。

絵本に出てきそうな、どことなく懐かしい感じのする家。「古くもなく新しくもなく、どこの国の何時代の家というのがわからない感じにしたかったんです」と家主の平松素代さん。両親が田舎暮らしを始めたのを機に、子どもの頃から住んできた家に移り住み、5年前にフルリノベーション。先の希望に加え、「少しぐらい傷や汚れがついても『味だよね』で済ませられる家にしてほしい」とお願いし、木のぬくもりが感じられる部屋に仕上がった。

床材などの茶色い色に合わせ、リビングはモケットグリーンの「Kチェア」「カフェチェア」「オットマン」で統一。前から雑誌で60ブランドを見て気に入っていたため、選ぶときに迷いはなかったという。「定番の形で、古くもなく斬新というのでもなく、言ってみれば『ふつう』。でもその『ふつう』が、私はすごく好きで」。モケット生地が耐久性に優れていることも、決め手になった。「電車のシートにも使われるぐらいだから、いっぱい座って多少くたびれてきても、味になってくれるだろうなと思いました」。

過ごした時間が、味わいとなり奥行きをもたらす。子どもたちの成長に合わせ、家もまた家族によって育まれていくに違いない。

姉妹みんなが座りたがる「Kチェア」では、お菓子は禁止。
それでも汚れてしまったときは固く絞った雑巾で拭いて事なきを得ている。
平松素代Soyo Hiramatsu

主婦(愛知県在住)

Text:
Yuko Shibukawa
Photo:
Shintaro Yamanaka