カリモク60の進行形
カリモク60 CAFE&SHOP PROJECT
カリモク60 CAFE&SHOP PROJECT
カリモク60をテーマに、いろいろな人が集える場を、カリモクは計画中だ。カリモクの故郷に遊びに来てもらい、実生活で使うように、カリモク60のある暮らしを体験できることはもちろん、カリモクスタッフにとっても、作ったものに対する反応が目の前で感じられ、さまざまな交流が生まれる場所。そんな「場」の計画が進行中だ。
カリモク60 CAFE&SHOP PROJECT
カリモク60をテーマに、いろいろな人が集える場を、カリモクは計画中だ。カリモクの故郷に遊びに来てもらい、実生活で使うように、カリモク60のある暮らしを体験できることはもちろん、カリモクスタッフにとっても、作ったものに対する反応が目の前で感じられ、さまざまな交流が生まれる場所。そんな「場」の計画が進行中だ。
Facebookに「カリモク60 cafe」という名前のページが作られ、多くの参加者のみなさんに「もし、カリモク60がカフェをやったらどんなカフェになるでしょうね」と問いかけた2015年3月、実は本当にそのプロジェクトは動きはじめていました。
修理をしながら使い続けてもらいた気持ちを「修理コーナー」で表わす。また、店頭で座って確かめてもらう何倍もの時間を使って、友達や家族と一緒にお茶や食事をしながら普段の生活の中で使うように家具を試してもらう。地域のみんなが「集まる場所」になってみる。読書したり、仕事したり、みんなのいろいろな生活シーンを持ち込んでもらう。それを目の前で見て、ものづくりに生かしてみる。レンタルスペースを作って週替わりでいろんなお店になったり、ワークショップをひらいたりする。家具職人との交流会をしてみる。隣にあるカリモクの工場見学の集合場所にしてもいい。もしかしたらカリモクを定年退職した職人さんたちが、何かを新しく始めてしまう場所になるかもしれない。そしてなによりも、カリモク60が生まれ育った愛知県東浦町に遊びに来てもらう。故郷を見てもらう。単にショップの中にカフェを作りたいのではなく、とにかく「カリモク60」を時間をかけて楽しみ、知ってもらう場所をつくる。プロジェクト名は「カリモク60 MEETS(集まる)」。
カフェの設計は木を活かせる建築家に頼みました。床はもちろん木。大きな家のような空間。陽当たりと風通しと、抜けがある場所。植物をいっぱい植えて、中庭も作る。植物も販売したい。予定地は、今は線路の横の空き地だけれど、樹をたくさん植えて、ちょっとした森のようにしてみたい。
朝はやっぱりトーストが美味しいモーニングを出したい。美味しいコーヒーも特別に勉強して淹れたい。珈琲教室もやりたい。工場から出る木材の端材で、なにかを作るワークショップをする。工場の横なんだから、端材売り場を作ってDIY好きのお父さんに使ってもらってもいい。新商品が出たら、どこよりも早く座れるなんてこともしたい。いろいろやりたいことがたくさんある。駐車場はちゃんと作る。自転車もバイクもちゃんと停められる。時々、敷地全体を使ってマルシェなんかもやってみたい。不要なものを持ち寄ってリサイクルマーケットなんてのもいいし、みんなで古本市をやっても面白い。なによりも、すべてのカリモク60のラインナップが揃っていて、本社工場の横なんだから、カリモク60にはまだ含まれていないけれど、カリモク全体の商品の中でカリモク60と相性が良さそうなものをピックアップして組み合わせたりもしたらいい。
ここだけのオリジナルグッズも作りたい。たぶん、建物は二階建て。小さく「カリモク60」って看板がついた、かわいくて、大きな小屋のような、集会所のような‥‥。カリモク60製品を使っているすべての人が、一度は来てみたいと思う「聖地」みたいになったらいいなぁ。オープン予定は2017年。本当に本当に、作っています。
カリモク60 クリエイティブディレクター
ナガオカケンメイ